2022年、走行距離に応じて課税をする「走行距離課税」に注目が集まっていますね!
今回は、走行距離課税がいつから導入されるのか?
また、対象車種について調べてみました。
走行距離課税はいつから導入?
走行距離課税は現段階では、議論をされている状況のため正確な導入時期は分かっていません。
また、気になる増税額についてもまだ決まっていません。
現在、多方面から反発の声が上がってる現状を考えると!
今時点で出されている情報から見直しがされる可能性も十分にあります。
下記のニュースがありました。
EV(電気自動車)の走行距離に応じて課税する「走行距離課税」に対する怨嗟の声が日増しに強まっている。
引用元:(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース
走行距離課税に対する反発の声が強まっていることが分かります。
走行距離課税の対象車は全車種?EV車のみ?
走行距離課税の対象車種は結論からいいますと、現時点ではEV(電気自動車)のみです。
対象車種がEV車になった理由
走行距離課税の対象車種がEV車の理由は、EV車にはガソリン車のようにガソリン税が無いので、EV車にも課税制度(走行距離課税)を導入し、財源の確保を狙っています。
そのため、ガソリン車は対象車に入れずにEV車が対象となったようです。
走行距離課税とは?
そもそも走行距離課税について見て行きましょう!
走行距離課税とは?
走行距離課税とは、その言葉通り
ものです。
走れば走るほど税金が高くなるというもので、日常的に車を使っている人や、地方の住む人は税負担が大きくなる可能性があります。
また、物流業にも大きな影響を与えそうですね。
ただでさえ、輸送費がかかり値段も高騰している中で更に家計の負担も大きくなると思われます。
政府の狙いは?
一体何のための走行距離課税なのでしょうか?政府の狙いを調べてみました。
ハイブリッド車の普及などで、ガソリン税・軽油引取税などの燃料課税は減収が続いている。2022年度は3.2兆円で、2007年度から約1兆円も減る見込みだ。ガソリン税・軽油引取税は「道路特定財源」として、道路の維持や整備に使われており、その代替となる財源を確保する狙いがある。
引用元:(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
下記にまとめてみました。
- 普及しているハイブリット車により、ガソリン税どの燃料課税の減収
- 走行距離課税を導入することで財源を確保できる
政府の言っていることも分かりますが、ただでさえ若者の車離れが起きている現在。
走行距離に寄って加算される増税によりさらに車を手放す人が増える可能性もありそうですね。
車会社も打撃を受け、または、車の購入者は増税で苦しむ人も増えそうです。
走行距離課税以外で車に関わる税
走行距離課税以外にも、私たちは車を購入・維持する上で他にはどんな税金を支払っているのか見て行きましょう!
- ガソリン車
国に治める国税
- 「重量税」、ガソリンなどに含まれる「揮発油税など」が該当
自治体に治める地方税
- 「自動車税種別割(自動車税や軽自動車税)」が該当
- 排気量によって決められます
その他の税
- 車を購入時、「環境性能割」(旧:自動車取得税)や「消費税」
- 走行すれば、「揮発油税などのガソリン税」、「消費税」も加算される
私たちは車の購入・保有・使用することで常に税金を払い続けなくてはなりません。
せっかく、EV車を購入しても走行距離課税が導入することで、EV車を手放しガソリン車に戻る人もいるかもしれませんね。
走行距離課税に対して世間の声は?
走行距離課税についての世間の声をまとめてみました。
どんだけ税金とるのまじで政府滅びろという声が!
物流業からがっぽり取る計画か、只でさえ燃料高騰や仕事減で経営厳しい所にこれは…補助金は遅いが増税はクッソ早いからなぁ…この国。という声も!
地方民にとっての車はまさに生命線なのよ…。そして、賃金格差がある中、懸命に生きてる地方民の気持ちを考えて欲しいという声がありました。
消費税増税考慮に走行距離課税って一体どれだけ取るつもりなんだかという声も!
地方民は車ないと無理よ、、、公共交通機関すら減便してるのに。という生々しい意見もありました。
度重なる増税や国民の生活を無視する政府に対し、怒っている投稿が多く見受けられます。
走行距離課税については、こんな声もあります。
増税とか課税とか必要なら仕方ないかなとは思うけど、こんな訳分からん課税よりも税金の使い方を見直す方が先じゃない?と思う。という声が!
走行距離課税はガソリン税払わないEVが対象なのねという声と、サンザン恩恵受けたんだから仕方ないという声も!
また、2022年11月4日「めざまし8」
コメンテーター・カズレーザーさんからはこんな声も!
「車関係の税収の減少というのは、そもそも車が減っている以上は、どうやっても減っていくのはしようがないことで、それ(税収)を維持するというのはかなり難しい」
引用元:(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
その上で、
「ただEVを増やしたいんだったら、今のメリット(エコカー減税など)をつぶすというのはもったいないというか、より車離れを加速させるだけなので、普通に考えたらこういう議論するのって、もう少しEV車が発達してからの方が、後出しになりますけど自然なんじゃないかなと思いますね」
引用元:(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
「先に言っちゃうと、買い替えしなくなり、そもそも車を買わなくなっちゃうんじゃないのって思うんですけど」と自身の見解を話した。
引用元:(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
カズレーザーさんの声をまとめると
- 車関係の税収の減少は車が減っている以上、維持するのは難しい
- EV車が発達してから、走行距離課税の話を出した方がいい
- このままだと、車を買わなくなるのではないか
カズレーザーさんが仰ることに納得してしまいますね。
今後、政府がどのようにしていくのか動きが気になりますね。
新たな情報が展開され次第、まとめていきたいと思います。
以上、走行距離課税はいつから導入?課税対象車は全車種?EV車のみ?についてでした。