2023年1月15日に行われたワールドカップ蔵王大会で高梨沙羅選手がスーツ規定違反で失格となり話題となっています。
高梨沙羅選手は今回で4度目の失格となります。
何故、同じようなことが起きてしまうのでしょうか?
今回は、高梨沙羅さんのスーツ規定違反について
- スーツ規定違反はなぜ繰り返し起こる?
- スーツメーカーはどこ?
- スーツ規定違反の責任は?
- 過去のスーツ規定違反まとめ
といった疑問をまとめてみました。
高梨沙羅のスーツ規定違反はなぜ繰り返し起こる?
高梨沙羅選手のようにスーツ規定違反が起きる理由は、測定者に明確なルールが無いため、計測者によって変わってしまうからです。
高梨沙羅選手もこのようなことを仰っていました。
腕といってもどこを測るのかによっても1センチぐらい変わっちゃう。明確に決めないと誤差が出ちゃう
引用元: Yahoo!ニュース
明確に決めないと誤差が出ちゃうと、確かにその通りです。
また、2022年のインタビューでも高梨沙羅選手はこんなことも仰っていました。
「決まった測り方がないので、コロコロ変わっているなという感じではあります。コントローラー(計測者)はいつも一緒で、測り方が変わるんですよね。(北京)オリンピックは特殊な測り方だったし、ワールドカップ(W杯)はまた違う測り方だった。その(測定方法の)認識を(計測者と)スーツを作っている人と合わせないと」
決まった測り方がないので、コロコロ変わっているなという感じではあります。とも仰っていました。
オリンピック競技でもあるスキージャンプで、そんな緩い計測方法があることに驚きですね。
スーツの測り方に明確な決まり(ルール)が無ければ、スーツ規定違反にならない時もあったり、スーツ規定違反になるこもありますね。
スーツ規定違反の責任の所在は?
度々、繰り返される高梨沙羅選手のスーツ規定違反の責任の所在は一体どこにあるのでしょうか?
ついつい、責任を選手やスーツメーカーの責任とされがちですが、今回のスーツ規定違反は大会の運営側に責任がある可能性があります。
スーツの測定方法が明確に決まっていない
明確なルールが設定されない限り、スーツ違反は今後も何度も起きる可能性があります。
高梨沙羅のスーツメーカーは?
高梨沙羅選手のスーツメーカーはミズノです。
高梨沙羅選手は、ジャンプスーツをサポートしているミズノに対して、大きな信頼を寄せています。
高梨沙羅選手は、ミズノに対して
「ジャンプ競技はスーツが勝敗に大きな影響を与える競技ですが、ミズノのスーツは本当に信頼して飛べるんです。ミズノスタッフの皆さんは本当にいい人ばかりで、いつも私のジャンプを全力で支えてくださっています。さらに担当スタッフが元ジャンプ選手なので、感覚的な言葉を理解してもらえるので助かります」
引用元:ミズノ公式オンライン
と仰っています。
根本的な決まりも無い状態で行っているため、高梨沙羅選手もスーツメーカーも何も手を打てませんね。
運に任せるしかないのかもしれませんね。
高梨沙羅の過去のスーツ規定違反まとめ
高梨沙羅選手の過去のスーツ規定違反をまとめてみました。
- 2021年2月 ノルディックスキー・ワールドカップ個人戦
- 2022年2月 北京オリンピック混合団体戦
- 2022年10月 GPドイツ・クリンゲンタール大会
- 2023年1月 蔵王ジャンプ女子ワールドカップ個人
今回で、高梨沙羅選手は4度目になります。
高梨沙羅選手自身も気を付け、スーツメーカーも気を付けている状態で、今後どう対応していくべきかが課題のようです。
以上、高梨沙羅のスーツ規定違反はなぜ起こる?スーツメーカーはどこ?責任の所在も!についてでした。
高梨沙羅選手の今後の活躍を応援しています。